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mioshin’s medical chart

【症例】35歳 女性 160㎝ 50㎏  線維筋痛症歴 推定25年

【主訴】全身倦怠感(易疲労性)、全身の凝りこわばり、記銘力障害

【現病歴】幼少期から転びやすかった。小学生時代は朝の全身倦怠感が強く、よく遅刻をしていた。まったく起き上がれない日は近所のクリニックで点滴をしてもらうとなぜか劇的に回復した。立つ、歩くが苦手だが、運動をしているうちに元気になるという症状は不思議だったが、つねにあった。

中高大学時代は、日常生活での疲れやすさに加え、重度の肩こり腰痛が発症し、様々な病院で検査を行っても異常なしであったため、接骨院、整体、アロママッサージ、中国針などの民間療法でごまかしながら生活していた。

2009年 北里大学医学部卒業後、研修医へ。

2010年 週3日研修先のペインクリニックで治療を受けながら勤務にあたるも、1年かけて徐々に疲労が蓄積。キャンピロバクターウイルス性腸炎罹患後、鉛の鎧を着ているような倦怠感で起き上がれなくなる。研修医中断し療養に入る。慢性疲労症候群(疑い)であったが確定診断できず。

2012年 研修医再開。

2014年 20か月遅れて研修医過程修了し、麻酔科医となる。

2017年秋 レディ・ガガの告白で自分が「線維筋痛症」であることに気づく。

2018年1月22日 確定診断を受け治療開始。

2018年5月 舌の帯状疱疹発症と、舌の乾燥と味覚障害を発症し、唾液腺生検で人生初めての陽性所見を獲得。今後シェーグレン症候群を併発するリスクが高いことが判明した。体調不良ながらもどうにか専門医試験に合格。

2019年4月 専門医になれたもののADLがPS7まで低下したため休職し、療養にはいる。6月より電動車いすWHILLをレンタル開始し、徐々にPS回復。10月に起業の運びとなる。

【現在の治療】

<内服>エルカルチン1000㎎/day,ノイロトロピン4-8錠/day,タチオン450mg/day タウリン1000mg/day,サラジェン

 屯用:五苓散

<運動療法><温熱療法><マッサージ>など。

現在<Bスポット>に挑戦中←炎症ある方は激痛

 【既往歴】
小児期アトピー ・アレルギー性鼻炎 
帯状疱疹2回 
感染性腸炎数回(キャンピロ、ノロ、他)
副鼻腔炎3回 ・声帯炎1回・扁桃炎星の数

【薬剤使用歴】2009~2010年 デパケン、リボトリール、パキシル、サインバルタ、リタリン、ミオナール 眠剤 マイスリー、サイレース、ベルソムラ 漢方 麻黄附子細辛湯、補中益気湯、六君子湯、大建中湯湿布 フェルナビオンテープ、ロキソニンテープ ほか

【軽快因子】入浴、運動、マッサージなど、血流が良くなると一時的に軽快する

【増悪因子】冷感刺激、太陽光などの強い光、音、たばこなど化学物質の匂い 

photo Kantaya New